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生活クラブって?!

エル・コープが加入している生活クラブについてお話します。


生活クラブは生協です。全国で数ある生活協同組合中で、「自ら考え、自ら行動しよう」と呼びかけ、他人任せにしない暮らしのあり方を提案する「生活クラブ 運動」を実践する生協が集まって生活クラブ生協連合会を構成しています。

生活クラブは1965年、東京で「安全なものを手に入れたい」というお母さん200人が集まって牛乳の共同購入を始めたことからスタートしました。脱脂粉乳や 加工乳が主流の時代に素性のわかる牛乳を手に入れるため、1979年、酪農家と共同出資して直営の牛乳工場を設立。このことで、牛のえさ、飼育環境、生産者、 原乳の品質管理、集乳・製造日、製造・洗浄工程、価格まで、すべてを把握することによって、極めて安全性の高いものづくりのしくみをつくりあげることが できました。このしくみこそが、まさに生活クラブの考え方の基盤になっています。

生活クラブリユースびん 今日の生活クラブでも、既存の商品を購入するのではなく、自分たちの生活に必要な品物を、自分たちが開発過程にかかわりながら生産者とともに、納得できる ものをつくるという、徹底したものづくりの姿勢で取り組んでいます。

1989年には、もうひとつの経済活動として評価され、世界的な賞「ライト・ライブリフッド賞《もうひとつのノーベル賞》」を受賞しています。



「国産」にこだわり、国内自給率のアップにとりくんでいます

国産にこだわる理由は、単に産地がわかるものを購入するという目的だけではありません。 組合員ひとりひとりが、安心できるおいしい国産食材を購入することは、実は大きな規模で日本の農業、漁業、畜産、さらには自然環境を支えることにつな がっていきます。

さらに、生活クラブは、組合員と生産者がともに話し合ってつくりあげるという姿勢、お互いの信頼関係こそが、食の「安全」「安心」を高めることが最も 大切なものと考えています。


食材だけなく、容器や包装も安全なものを使用しています

環境ホルモンと呼ばれ、体内にはいると、生体ホルモンとそっくりに働いて免疫系や自律神経系に影響を与えたり、生殖異常との因果関係などが指摘されている 化学物質。ラップやプラスチックの容器など、食材の容器や包材なども発生源のひとつだと知っていましたか?

生活クラブでは、食材のラップ・フィルム包材において、燃やしてもダイオキシンが発生しない素材を使用。また、環境ホルモンが溶出する疑いのある添加物の 使用はしていません。また、缶容器についても、内側のコーティング剤から環境ホルモン物質溶出の心配がないよう対策を進めたものを使用しています。

自分たちにできるところから、環境対策にとりくんでいます

大量生産、大量消費といわれるこの時代ですが、私たち生活クラブは「使い捨てるのではなく、資源を循環させて使うことが大切」であると考え、自分たちの できるところから環境に対してさまざまなとりくみを行っています。

そのひとつとして、生活クラブでは、ごみを減らすとりくみ「グリーンシステム」を積極的に進めています。その中でも、特徴的なのが「使い捨てしない空き ビンの再使用」=「リユース」。ビンを繰り返し使うことは、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の削減につながっています。


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生活クラブでは、「安全・健康・環境」−この価値基準を協同の力で、最優先に実現していくこととしています。この原則は生活クラブの各生協すべてと、 提携生産者273団体が批准しています。この原則に基づいて自主基準をつくり、組合員自らの目で確認していく「おおぜいの自主監査」活動を行っています。

「安全・健康・環境」−生活クラブ原則

原則−序文−
私たち生活クラブ生協と提携生産者は、次のような信念を共有し公にします。消費は生命が生まれ死ぬまでの過程そのものであり、消費のあり方が、今と次世 代の生命・環境のあり様を規定します。即ち、私たちは生命と環境に対して責任を負っており、生産から廃棄に至るすべての過程で責任を持つべきであり、 私たちの消費活動が将来世代の生存可能性を侵害してはならないと信じます。
したがって、私たちの生産−消費活動の根源的課題は、生命の論理に立ち、「安全・健康・環境」をあらゆる事に優先して行うことです。私たちは、自主管理 −監査制度の下に、継続的に一貫して、かつ目に見える形で、この原則の追求を行います。

第1原則・消費材の安全性の追求

私たちは、消費材の生産から廃棄までのすべての過程において、健康を脅かす不安を限りなく排除し根絶します。消費材が健康や環境に与える影響について情報提供し、健康を増進する、環境を保全する消費のあり方に努めます。

第2原則・食の自給力を高める

私たちは、飼料や原料の国産割合を高め、生命の産業である農業、漁業、畜産など第一次産業を復権させ、地域及び国内の自給力の向上をはかることで、食の自立、健康の増進、地域環境の保全に全力を尽くします。

第3原則・有害物質の削減

私たちは、人を含む生物への健康不安、もしくは大気・水・大地への環境破壊をもたらすような有害物質の使用または放出を削減し、根絶に向けて継続的に前進します。

第4原則・自然資源の持続可能な使用

私たちは、水・土壌・森林といった再生可能な自然資源を持続的な形で使用します。再生不可能な自然資源については、効率的な使用および細心の配慮をもって節減をはかります。

第5原則・ごみの削減とリユース

私たちは、省資源・リユース・リサイクルを通じて、ごみの排出抑制を行い、限りなくごみゼロを目指します。廃棄物の処分にあたっては、安全かつ信頼できる方法で取扱い、処分します。

第6原則・エネルギーの削減

私たちは、使用エネルギーを節減し、消費材の生産・流通のエネルギー効率を改善します。また、生活スタイルの見直しや、安全で持続可能なエネルギー資源を使用すべく努力をはらいます。

第7原則・リスクの低減

私たちは、緊急時対応を準備することにより、私たちの生命と暮らし、事業を展開している地域社会の安全・健康・環境リスクを最小限にするよう努力します。

第8原則・情報の開示

私たちは、消費材や事業内容に関する事柄について、安全・健康・環境に影響を及ぼす情報に関しては、たとえ不利益となると思われる情報であっても、私たちの相互間および地域社会の人々に積極的に開示します。

第9原則・自主管理と監査

私たちは、法定基準または法律に定めない事項についても、安全・健康・環境のより高い水準の基準や行動規範および目標を定め、自主管理します。またあらゆる事業内容を自主監査し、管理と監査の相互に連関する制度の下に、持続的で一貫した活動を展開します。

第10原則・大ぜいの参加

私たちは、理事会及び役員が報告を受け、自主管理方針について全面的に責任を負うことが確実に行われる手続きを維持することはもちろん、積極的な情報開示の下、大ぜいの構成員が主体的に自主管理・監査に参加する制度を保障します。

付則

この原則は、生活クラブグループの各団体及び提携生産者が、成果を評価しうる基準をもった行動規範を確立するもので、各団体は原則を批准し、署名します。署名した団体は、自主的に生活クラブ諸基準と連動した基準を制定し、原則に則り事業活動を展開します。

※この原則は、1997年6月24日より施行します。


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